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トータルヘルスケア戦略を支える、スギ薬局のDXとは

2023年04月18日09時00分 / 提供:マイナビニュース

●DX推進のため重視した組織づくり
ドラッグストアチェーン大手のスギ薬局グループが「トータルヘルスケア戦略」を掛け声に、DXを進めている。店舗の強みを活かしたデジタル戦略とはどのようなものか。

3月22日に開催した「流通ニュース×TECH+ セミナー リテールDX 店舗運営の最適化から生まれる顧客体験価値」に、スギ薬局 取締役 DX戦略本部 本部長 兼 社長室 室長の森永和也氏が登壇。「トータルヘルスケア戦略の推進~デジタル接点の拡大による顧客生涯価値の向上~」と題し、講演を行った。
○DX推進のため重視した組織づくり

スギ薬局は中部、関東、関西を中心に1550店舗のドラッグストアを展開している。ドラッグストアのほか、人材紹介、訪問介護などの事業もあり、売上高は2005年から2021年まで毎年前年比増、2021年は6254億円を売り上げた。森永氏が誇るのは、3400人を上回る薬剤師、約500人の管理栄養士、約1200人の美容部員、約9700人の登録販売者の存在だ。

「DXやデジタルではWebやアプリに視点が行きがちですが、我々の一番の財産であり、戦力は彼らのようなスペシャリストたちが持つ能力です。これを発揮して患者さまやお客さまにいかに向き合えるかが大切なのです」(森永氏)

顧客との接点となるのがポイントプログラムだ。会員数は現在2067万人。「スギ薬局アプリ」のダウンロード数は1030万を数え、ライフログアプリ「スギサポwalk」は271万回ダウンロードされている。ただダウンロードされているだけでなく、スギ薬局アプリは平均アクティブ率が非常に高く、スギサポwalkの場合は直近3か月平均のDAU/MAUが50%以上だという。

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