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鶴嶋乃愛「不倫なんて論外」自身と真逆な小悪魔女子役を語る 女優業への思いも「生きがいのように」

2023年01月26日23時00分 / 提供:マイナビニュース

●『あなおと』出演で「結婚がちょっと怖くなってしまった(笑)」
MBSドラマ特区枠にて放送中のドラマ『あなたは私におとされたい』(毎週木曜24:59~)でドラマ初主演を果たしたモデル・女優の鶴嶋乃愛。『仮面ライダーゼロワン』でヒロインを演じて注目を集め、その後、女優として経験を重ねている鶴嶋が、本作では小悪魔女子を熱演している。鶴嶋にインタビューし、本作での役作りや女優業への思いなど話を聞いた。

マンガ配信サービス「サイコミ」にて連載中の人気漫画『あなたは私におとされたい』を実写ドラマ化。“絶対に不倫しない男”と“絶対に不倫させる女”の駆け引きを描き、リアルな社会問題を通じて夫婦の在り方を問う。“絶対に不倫させる女”立花ノア役を鶴嶋乃愛、ノアに翻弄される“絶対に不倫しない男”相澤直也役を村井良大、直也と社内結婚し同じ会社で働く妻・夏菜役を宇垣美里が演じている。

――ドラマ初主演の感想からお聞かせください。

初めての主演ということですごく緊張感があり、周りの方が「座長だね」と言ってくださる言葉でドキドキしてしまいましたが、2022年は同世代の方とご一緒する作品が多く、『あなおと』で久しぶりに私が最年少という現場になり、年上のお兄様お姉様に助けられて乗り越えることができました。

――座長として意識したことはありますか?

私はすごく人見知りで自分から話しかけるのが苦手なのですが、立花ノアちゃんは登場人物全員にグイグイいく攻めた役で、共演者の方々との距離を近づけておかないとそういうお芝居ができないと思ったので、役にも助けられていつもの現場より皆さんとお話しすることができたと思います。

――立花ノアを演じる際に意識したことを教えてください。

立花ノアちゃんはかわいくてスタイルがよくて、登場人物みんなが落ちてしまう魅力的なキャラクター。そんなノアちゃんを演じる上で気を抜いてはならないと思い、お休みの日もメンテナンスを欠かさないようにしました。

――普段のお手入れとは違うことをされたのでしょうか。

作品に入っている間はなかなか時間がとれないですし、学生の役だとメイクをばっちりすることもないのですが、今回の作品ではまつ毛の一本一本まできれいに。目元や口の寄りが多く、ノアちゃんの魅力を繊細に監督が映してくださったので、肌のケアも怠らないようにして、隙のないかわいさを表現することを意識しました。

――役を通して女子力が上がりそうですね。

そうかもしれません。表に立つ人間としてはこれが本来あるべき姿なのかなと。普段からしっかりやらないといけないんだよって、ノアちゃんにたたき起こしてもらったような感覚です(笑)

――ご自身と役との共通点や共感したポイントはありますか?

「好きと欲しいは別物」というセリフがありましたが、私は真逆で「好きと欲しいは一緒」だと思うタイプの人間なので、考え方は違う部分がすごくありましたが、「人は大事にしてくれる人を大切にしたくなるものなんですよ」と直也さんに言うセリフは共感できました。いつもはただただ小悪魔的にいたずらっぽく笑ったり純粋無垢な表情をしたりしていますが、たまに核心を突くセリフを言うときがあって、人間の本性を知っているなと感じました。

――乃愛さんがノアさんを演じるという、漢字とカタカナの違いはありますが同じ名前という共通点も。

偶然ですが、お話をいただいたときは運命的だなと思いました。現場ではよく「カタカナノアちゃん」と呼んでもらって、同じ名前ということも相まって現場に馴染みやすくて助かりました。性格は真反対ですけど。

――夫婦関係や男女の関係について考えさせられる作品だと思いますが、学びや気づきはありましたか?

登場人物みんなに共感できなくて、こうはなりたくないなと終始思いました(笑)。私は正義感が強いので不倫なんて論外。鶴嶋乃愛の世界には存在しない言語なので、演じていたときは帰り道に嫌悪感に襲われることが多かったです。直也さんにしても、もっとはっきり断りなよと思いましたし、相澤夫婦はお互いに思いやりが足りないなと。ダメなところばかり探してしまいましたが、原作ファンの方が読み進める気持ちがわかりました。

――反面教師的な学びがあったようですね。

そうですね。人の振り見て我が振り直せと、こうはならないようにしようと思いました(笑)

――恋愛観や結婚観に変化は?

大好きな人と結婚できるって素敵なことだなと思っていますが、ちょっと怖くなってしまいました(笑)。こういうことがあるのかなと思ってしまって。でも、不倫は寂しさや人間の弱さが引き起こしてしまうもので、それに打ち勝てるかどうかだと思いましたし、不倫しないという意志を強く持っているか持っていないかが大きいと思いました。

――正義感の強さは昔からですか?

昔からです。鶴嶋乃愛はこうあるべきだという、私の中の理想の鶴嶋乃愛が小さい頃からあって、完璧主義っぽいところもあるので、理想の自分に届いていないと悔しくなってしまう。そういう理想がしっかりあるからこそ、鶴嶋乃愛の人生は不倫とは無縁なんです。

●女優業に生きがい「本当に大好き」 ファンの声に喜び実感
――2013年にモデルとしてデビューし、今年10周年を迎えられますが、デビューした頃はドラマで主演を務めている将来を想像していましたか?

成人した頃には女優業も充実させていたいというのは小さい頃からの夢でした。実際に女優としていろいろお仕事させていただけるようになって、続けていてよかったなと思いますし、今ではこのお仕事以外考えられないくらい本当に大好きで、生きがいのように感じています。

――女優業に生きがいを感じる瞬間や、感じるようになった転機を教えてください。

『ゼロワン』のときから常に感じています。私のファンの皆さんはすぐSNSで感想を寄せてくださるので、そういうコメントを見るとやっていてよかったなと思います。今回も主演が決まったとお知らせしたら自分のことのように喜んでくれて、こんな素敵なことってないなと。いつも新しいお仕事が決まるとファンの子にお知らせするのが楽しみなんです。

――鶴嶋さんのファンの方たちは、私たちメディアが鶴嶋さんの情報を発信した際にも「取り上げてくれてありがとうございます」とコメントを寄せてくださったり、すごく温かい方たちだなと感じます。

「乃愛ちゃんが私たちに『ありがとう』っていつも感謝を伝えてくれるから、乃愛ちゃんがお世話になっている皆様にも感謝を伝えたい」という思いで、そういうことをしてくれているみたいなんですけど、温かいですよね。本当に心強い自慢のファンの子たちです!

――作品を重ねてやりがいや演じる楽しさは増していますか?

そうですね。いろんな俳優さんとの出会いがあって、「今の素敵だったよ」と褒めていただけるとすごくやりがいを感じます。『あなおと』ではノアちゃんがいろんな人を落としていきますが、作品作りにおいては一番近くで見てくれている監督を落とすことから始めなければいけないと思っているので、監督がにやっとされていたら、よし! って思います(笑)

――モデルとの相乗効果は感じていますか?

モデルはお洋服によってテンションや表情を変えるので、モデルをやっていたからこそ表情の幅がたくさんあり、それは女優業にも生きていると感じています。そして、女優業ではモデル業とは違う表現を吸収することができ、お互いにいい効果をもたらしていると思います。

――今後の目標もお聞かせください。

10周年を迎える2023年を、初めての主演でスタートが切れたことが本当にうれしくて縁起がいいなと思っているので、2023年は2022年にも増していろんな役に出会える年にしたいなと思っていますし、女優業を軸にやりたいことは全部挑戦していける2023年にしていきたいです。

――いろんな役に出会いたいということですが、具体的な目標はありますか?

映画が好きなので映画にもたくさん出演したいですし、映像がきれいな神秘的な作品が好きなので、余命がある役やはかない役を演じてみたいです。また、女性同士の恋模様を描いた作品はお花が咲き乱れているようなイメージがあるので、そういう世界に入ってみたいです。

■鶴嶋乃愛(つるしま・のあ)
2001年5月24日生まれ。高知県出身。2013年よりファッション誌のモデルとして活躍。2016年から2020年まで『Popteen』の専属モデルを務めた。また、2019年にドラマ『仮面ライダーゼロワン』のヒロイン・イズ役で女優デビュー。ドラマ『村井の恋』『恋に無駄口』(2022)、ABEMA『覆面D』(2022)などに出演。現在放送中の『あなたは私におとされたい』(MBS)でドラマ初主演を務める。

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