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YouTube、ショート動画のクリエイターも収益化の対象に

2022年09月21日21時11分 / 提供:マイナビニュース

YouTubeは9月20日、米ロサンゼルスで開催された「Made on YouTube」で、「YouTube パートナープログラム」(以下、YPP)の参加拡大を含めた、YouTubeでのクリエイティビティに対する新たな改革案について発表した。

今回の発表では、YouTubeでの収益化システム「YPP」への参加拡大、ショート動画での収益化について、「クリエイター ミュージック」など音楽を使用する動画の広告収益還元が主な内容だ。

YPPへの参加拡大については、ショート動画に特化したクリエイターの参加が緩和される。チャンネル登録者数1,000人以上、直近90日間のショート動画視聴回数1,000万回以上を条件として、YPPへの申請が可能になるというものだ。2023年初頭から開始の予定で、参加者は動画投稿の広告収益を含め、YPPが提供するすべての特典を受けられる。

この条件は、既存の基準であるチャンネル登録者1,000人以上、総再生時間4,000時間に追加されるオプションとなる。これにより、クリエイターがチャンネルに合わせて最適なオプションを選択可能になった。また、YouTube に動画を投稿するようになって間もないクリエイターをサポートするため、視聴者ファンディング機能への早期アクセスを提供する新たな利用資格もYPPに導入する。

現在YPPに参加している、もしくは今後参加するショート動画クリエイターへの還元は、YouTube独自の収益分配モデルを強化して実施。動画と動画の間に広告を表示し、広告収益を毎月合算して報酬と音楽ライセンス費用に割り当てる。これにより、全体の広告収益の45%をショート動画クリエイターが受け取ることになるという。

「クリエイター ミュージック」では、音楽を使用する動画でクリエイターが収益を得られるよう、音楽業界とクリエイターの間の橋渡しをするためのもの。クリエイターにとっては、手頃な価格で音楽ライセンスを購入でき、収益も音楽を使用しない動画と同じだけ得られる。アーティストや音楽権利所有者にとっては、YouTubeでの楽曲の新しい収益源となる。「クリエイター ミュージック」は、現在ベータ版が米国で提供済み。2023年に対象地域を拡大する予定だ。

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