2022年09月13日07時18分 / 提供:マイナビニュース
識学は9月12日、「お局さんに関する調査」の結果を発表した。調査は8月17日、従業員数10名以上の企業に勤める20歳~39歳の男女で、職場に長く働いているベテランの女性社員がいる男女300名(男女各150名)を対象にインターネットで行われた。
同調査では、"職場に長く働いているベテラン女性社員"をお局さんと定義。「あなたがお勤めの会社にいるお局さんに該当する属性をお答えください」と尋ねたところ、最も多かった回答は「仕事ができる"プロフェッショナルお局"さん」で52.0%。次いで「噂話、陰口等が多い"おしゃべりお局"さん」(43.3%)という結果に。
お局さんの特徴としては、「プライドが高い」(34.3%)、「機嫌の浮き沈みが激しい」(33.3%)、「仕事が早い」(32.3%)が上位となった。
次に、「お局さんの謎のマイルールやあなた(ご自身)だけ適用される特別なルールがあることで業務に悪影響を及ぼしたことがありますか?」と質問したところ、80.7%が「ある」と回答。
また、お局さんに対する印象を聞くと、「(どちらかと言うと)良い印象」が27.0%に対し、「(どちらかと言うと)悪い印象」が43.7%という結果に。仕事ができるお局さんが最も多いものの、悪い印象をあたえるお局さんもいるよう。
そこで、お局さんについて「(どちらかと言うと)悪い印象」と回答した人に対し、お局さんが生まれる理由を聞いたところ、「明確な全社ルールがないから」(34.4%)、「評価基準が明確でないから」(32.8%)、「上司(管理者)がいないから」(28.2%)が上位に並んだ。
最後に、お局さんがいてよかったと思った"お局さんの神エピソード"を教えてもらったところ、「緊急に対応しなければならない大量の申請書類を徹夜で仕上げ、翌朝出社した際にみんなビックリしたらしい」「上司から守ってくれた」「仕事が早いので、人手が足りなくて困るときは助かる。自分では解決できないときに意見をもらうことができる」「コロナで半数の社員が休んだときに、仕事ができるお局さんが休んだ人の代わりに対応してくれた」といったエピソード寄せられた。